花粉症のない地域は実在する?沖縄や北海道の真相と避粉移住の最新事情
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沖縄と並んで本州脱出の有力候補に挙がるのが北海道です。冷温帯に属する北海道の山林の主力はトドマツやエゾマツなどの針葉樹、およびミズナラなどの広葉樹であり、スギ林は渡島半島(函館市周辺)の一部に人工林が存在する程度にとどまります。
そのため、本州で猛威を振るう2月〜3月のスギ花粉シーズンにおいて、北海道は非常に優秀な避粉シェルターとして機能します。札幌や旭川、道東エリアではスギ花粉を気にすることなく、白銀の冬景色や早春の観光を心ゆくまで満喫可能です。
しかし、カバノキ科の植物にアレルギーを持つ方は油断できません。北海道ではスギ花粉の代わりにシラカバ花粉が4月下旬から5月下旬にかけてピークを迎えます。シラカバ花粉症は目や鼻の症状だけでなく、リンゴやモモ、キウイなどを食べた際に口内がかゆくなる「口腔アレルギー症候群(OAS)」を併発しやすい特徴があります。3月中に滞在を終える旅行であれば安全ですが、ゴールデンウィーク前後の長期滞在を検討する場合は事前の抗体検査をおすすめします。