なぜ敷いても草が生える?防草シートの貼り方とプロ直伝の3つのコツ
なぜ敷いても草が生える?防草シートの貼り方とプロ直伝の3つのコツの疑問点について、専門知識を取りまとめてご紹介します。
防草シートは単体で露出敷設(暴露施工)するだけでなく、砂利や人工芝の下地、あるいは傾斜地など、施工環境に合わせたアプローチが不可欠です。
防草シートの砂利下施工手順においては、上に敷く砂利の重量と歩行による摩擦に耐えうる「引裂強度」と「高透水性」が求められます。砂利の厚みは4〜5cm(1平米あたり約60〜80kg)を均一に敷き詰めるのが鉄則です。砂利が薄すぎると紫外線がシートに到達して劣化を早め、逆に厚すぎると歩行時に足が沈み込みます。また、白砂利や砕石の角でシートが傷つかないよう、厚みのある不織布シートを選定してください。
人工芝の下地として防草シートを用いる場合は、地面の排水性と平坦性が景観の美しさを左右します。人工芝自体にも透水穴が開いていますが、下地の防草シートの透水性が低いと水が滞留し、カビや悪臭の原因になります。ピンの頭が盛り上がっていると人工芝の上から踏んだ際に違和感が生じるため、頭が平らな皿型ピンを使用し、深くしっかりと打ち込む工夫が必要です。
傾斜地や法面における防草シートの貼り方では、重力と土圧への対策が加わります。シートは必ず「斜面の上から下」へ向かって敷き下ろし、最上部(天端)は土中に20〜30cmほど巻き込んで埋設(トレンチ処理)します。ピンの間隔も平地より密にし、上部ほど留め数を多くすることで、積雪や豪雨によるシートのずり下がりを防止します。