冷凍カニは茹でるな?フライパンで旨味激変するプロ直伝の蒸し方を徹底解説
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美味しい蒸しカニに仕上げるための勝負は、火にかける前の「解凍工程」からすでに始まっています。カニの表面には乾燥と酸化を防ぐための氷の膜「グレース」が付着しているため、適切な下処理を怠ると仕上がりが台無しになります。
カニの状態によって解凍のアプローチは180度異なります。
ボイル冷凍カニの場合:
乾燥を防ぐためにキッチンペーパーとラップで包み、水気が切れるようにトレイとザルに乗せて冷蔵庫で12〜18時間かけてじっくり「8割解凍」にします。芯にわずかにシャリ感が残る状態で蒸し始めるのが、身崩れを防ぐベストなタイミングです。
生冷凍カニ(生食・加熱用ポーション)の場合:
生カニを常温や冷蔵庫で長時間放置すると、カニ自体の酵素によってメラニンが生成され、身が黒く変色する「黒変」が起きてしまいます。生冷凍は密閉袋に入れた状態で流水に5〜10分あて、芯が少し凍っている状態で一気に蒸し調理へ移るのが鉄則です。