富坂聡は本当に親中派?真相と現在の活動を徹底解説
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富坂氏が近年の論考やインタビューで繰り返し提唱している象徴的な比喩が、「天津飯のような中国像」という警告です。天津飯は、日本の町中華で広く愛されている定番料理ですが、本場中国の天津には存在しない「日本発祥の中華風料理」です。
富坂氏は、日本人がメディアを通して消費している中国像もこれと全く同じ構図に陥っていると喝破します。「自分たちがこうあってほしい中国(弱体化してすぐに自滅する中国、あるいは話せば分かり合える平和的な中国)」という日本製のファンタジーを勝手につくり上げ、それを相手に外交論や安全保障論を展開しているのではないかという痛烈な問いかけです。
『潜入 中国のインターネット警察』や『中国というリスク』、そして文藝春秋等に寄稿した『習近平政権の深層』などの著書・新刊論考で描かれるのは、党内序列や人脈派閥がどう組み替えられ、どのような権力力学で最高指導部が動いているのかという「解剖図」です。習近平国家主席の権力集中が進むプロセスにおいても、ただ独裁化を嘆くのではなく、官僚組織の腐敗抑止と統治維持の観点から必然的に導き出されたメカニズムを浮き彫りにします。この冷徹なリアリズムこそが、感情的な論争が渦巻く東アジア情勢において、富坂氏の解説が専門家から重宝される最大の要因です。