すじ編みとは?うね編みとの違いや記号図の読み方・編み方を徹底解説

すじ編みとは?うね編みとの違いや記号図の読み方・編み方を徹底解説とはどんな影響があるのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

かぎ針編みの初級者から中級者が最もつまずきやすいのが、「すじ編みとうね編みの違い」です。結論から述べると、この2つは「向こう側の半目を拾う」という手の動かし方自体は全く同じです。決定的に異なるのは「編み地をひっくり返すか(平編み・往復編み)、ひっくり返さずに編むか(輪編み)」という編み進め方にあります。

日本ヴォーグ社などの標準的な手芸指導基準において、往復編みで毎段ひっくり返しながら向こう側の半目を拾うと、筋が表と裏に1段おきに交互に現れます。その結果、編み地がアコーディオンのように波打ち、畑の畝(うね)のような立体的な凹凸ができるため「うね編み(畝編み)」と呼ばれます。一方、輪編みなどで常に編み地の表側を見ながら向こう側の半目を拾い続けると、表面に毎段連続して筋が並ぶ「すじ編み」になります。

畝編みと筋編みの使い分けを整理したのが下表です。両者の特性を把握することで、作品の用途に合わせた的確な選択が可能になります。

項目すじ編み(筋編み)うね編み(畝編み)編集部の見解・評価編み進める構造主に輪編み(常に表側を見て編む)平編み・往復編み(毎段裏返す)動作は同一だが編み地の反転有無で構造が激変する筋(テクスチャー)の出現表側に毎段きれいに並ぶ表と裏に1段おきに交互に出現すじ編みは均一な装飾、うね編みは凹凸のリブになる横方向への伸縮率約110%〜120%(通常の細編みと同等)約150%〜200%(棒針のゴム編み級)伸縮性を求めるなら間違いなくうね編み一択代表的な用途バッグの底の立ち上がり、あみぐるみ、筒状ポーチニット帽の折り返し、手袋の手首、セーター裾リブ機能性(伸び)か視覚効果(筋)かで選定する
加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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