なぜすぐ忘れる?短期記憶の仕組みと脳の限界を突破する最新科学
なぜすぐ忘れる?短期記憶の仕組みと脳の限界を突破する最新科学の真相について、最新情報を詳しくお届けします。
脳には使えば使うほど神経回路が強化される「可塑性(かそせい)」が備わっており、日常的なアプローチで鍛え直すことが可能です。多忙な毎日の中でも取り入れやすい短期記憶の鍛え方・トレーニング法を紹介します。
1. Nバック課題(Dual N-Back)
科学界でワーキングメモリ向上効果が認められている代表的な認知訓練です。「2つ前に表示された文字や位置を答える」といった連続的な想起課題を行うことで、前頭前野が強力に刺激されます。専用の無料スマホアプリでも手軽に実践できます。
2. チャンク化(情報のグループ化)の習慣化
容量の限界を克服するテクニックです。例えば「09012345678」という11桁の数字をそのまま覚えるのではなく、「090-1234-5678」と3つの塊(チャンク)に分割して認識することで、脳への負荷を劇的に減らして保持しやすくします。
3. 能動的なアクティブリコール(想起訓練)
1日の終わりに「今日読んだ本の要点」「ランチで食べたメニューの食材」などを意図的に思い出す習慣をつけるだけでも、海馬と大脳皮質の情報伝達ルートが強化されます。