アジア初のオリンピックは東京!1964年開催の真相と幻の1940年

アジア初のオリンピックは東京!1964年開催の真相と幻の1940年を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。

「アジア初のオリンピックはどこで開催されたのか?」という疑問に対する明確な答えは、1964年(昭和39年)10月10日から開催された日本・東京大会です。1896年にギリシャのアテネで近代オリンピックが始まって以来、第18回大会にして初めて欧米以外の地域に聖火が灯りました。

当時のアジアは、第二次世界大戦後の植民地支配からの独立期を経て、冷戦構造の狭間で政治的・経済的な激動の渦中にありました。そうしたなかで開催された1964年東京オリンピックには、世界93か国・地域から5,151名のアスリートが参加。アジア・アフリカの新興独立国も数多く参戦し、近代五輪が名実ともに「真の世界大会」へと脱皮する決定打となったのです。

日本国内において、この大会は敗戦の暗い記憶を払拭し、平和国家として国際社会へ復帰するための最重要国家プロジェクトに位置づけられました。開会式で最終聖火ランナーを務めたのは、広島に原爆が投下された1945年8月6日に広島県三次市で生まれた早稲田大学競走部の坂井義則氏でした。焦土からの再生と平和への誓いを世界に向けて無言で示したこの演出は、今なお五輪史上屈指の象徴的シーンとして語り継がれています。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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