デンマークの有名なもの決定版!レゴから家具・幸福度世界一の真相まで
デンマークの有名なもの決定版!レゴから家具・幸福度世界一の真相までに関する専門家の意見を詳しく解説いたします。
首都コペンハーゲンを訪れる旅行者の多くが足を運ぶ2大観光名所。しかし、現地を実際に歩いてみると、パンフレットのきらびやかな宣伝文句とは一味違う、デンマークならではの歴史と素朴さが浮き彫りになります。
アンデルセン童話と人魚姫の像:世界三大がっかりの不名誉を覆す歴史的文脈
ハンス・クリスチャン・アンデルセン(Hans Christian Andersen)が生み出した切ない名作『人魚姫』。コペンハーゲン港のカステレット要塞北側に佇む「人魚姫の像」は、シンガポールのマーライオン、ブリュッセルの小便小僧と並び「世界三大がっかり名所」と不名誉なレッテルを貼られることがあります。
落胆される最大の要因は、「全長わずか125cm」という小柄な実寸サイズと、周囲に広がる工業港の無機質な景観にあります。しかし、この像はカールスバーグ創業者2世のカール・ヤコブセンが、王立劇場で上演されたバレエ『人魚姫』に深く感銘を受け、プリマバレリーナのエレン・プラーイスをモデルに彫刻家エドヴァルド・エリクセンに依頼して作らせた芸術作品です。
政治的プロテストによって首や腕を切り落とされる受難を幾度も乗り越え、いまなお海を見つめ続けるその姿には、近代デンマークの波乱に満ちた歩みが静かに投影されています。
チボリ公園観光の見どころ:ウォルト・ディズニーが夢見た理想郷の原型
コペンハーゲン中央駅の目の前に広がる「チボリ公園(Tivoli Gardens)」は、1843年にゲオルグ・カーステンセンによって創設された、現存する世界最古級のテーマパークです。ウォルト・ディズニーが何度もここを訪れ、ディズニーランドの着想を得たという逸話は広く知られています。
園内は単なる絶叫マシンの集合体ではありません。見どころは多岐にわたります。
- 1914年製の木製ジェットコースター(Rutschebanen):今なお運転手が手動ブレーキを操作して走行する、世界最古クラスの現役コースター。
- 異国情緒あふれるアラビアン宮殿風建築:夜間には数万個の白熱電球とランタンでライトアップされ、幻想的なヒュッゲの世界へ誘います。
- パントマイム劇場とチボリ・ガード(少年音楽隊):歴史ある伝統芸能と格式高いパレードが日常的に披露されます。