ブレーカーが落ちる原因はコレ!漏電の危険と復旧手順を徹底解説
今注目を集めている ブレーカーが落ちる原因はコレ!漏電の危険と復旧手順を徹底解説について、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。
電気が遮断された際、まず確認すべきは玄関や脱衣所、廊下の上部に設置されている分電盤です。この盤面は家庭内へ送られてくる強大な電気エネルギーを安全に分配・制御するための心臓部であり、内部には主に3つの異なる安全装置が整然と並んでいます。分電盤の仕組みと種類を正しく把握していなければ、暗闇の中で適切な処置を行うことはできません。
左端(あるいは主幹部)に鎮座するのがアンペアブレーカーです。これは地域の電力会社と契約している「供給可能な電気の総上限」を監視するゲートキーパーの役割を果たします。家計全体の電気使用量が契約枠を超えた瞬間に作動し、住戸全体の電源供給を遮断します。なお、近年のスマートメーター導入住宅では物理スイッチが存在せず、電力メーター側で自動制御(約10秒後に自動復旧するタイプ)されるケースが増加しています。
中央に位置するのが漏電ブレーカーです。建物内の配線や接続された家電機器から電気が外へ漏れ出している(漏電)異常を検知し、感電死傷事故や漏電火災を未然に食い止めるために電源を即座に断ち切ります。漏電表示ボタンが突出している場合が多く、極めて危険なシグナルといえます。
そして右側にずらりと並ぶ小型のスイッチ群が安全ブレーカー(配線用遮断器)です。キッチン、リビング、エアコン専用回路など、各部屋や用途ごとに張り巡らされた個別の「回路」を守っています。通常、各回路の上限は20アンペア(100V換算で2000W)に設定されており、その特定の部屋・系統だけで電気を使いすぎたり、器具のコードが断線してショート(短絡)したりした際に個別で作動します。