星飛雄馬の壮絶な結末とその後|左腕破壊の真相と右投げ復活の全貌
星飛雄馬の壮絶な結末とその後|左腕破壊の真相と右投げ復活の全貌に関する深掘り解説を分かりやすく解説いたします。
多くの読者を震撼させた最終回の結末。左腕を完全に破壊しながらも完全試合を成し遂げた飛雄馬は、ベンチで歓喜に沸く仲間たちに背を向け、静かにスタジアムの通路へと消えていきました。駆けつけた星一徹は、息子の破壊された左腕を抱きしめ、初めて父親としての情愛を見せながら涙を流します。そして飛雄馬は誰にも告げずに失踪し、初代『巨人の星』の幕は降ろされました。
気になる星飛雄馬のその後を描いたのが、1976年から連載が開始された続編『新・巨人の星』です。失踪後の飛雄馬は、自暴自棄の生活や放浪の果てにアメリカへ渡り、そこで名伯楽ビル・サンダーと出会います。そして、読者を仰天させた最大の真実が明かされます。「星飛雄馬は本来、右利きであった」という事実です。
幼少期、星一徹はサウスポー投手の希少価値と野球における有利さを見抜き、箸や鉛筆を持つ手からすべて強制的に左利きへと矯正していました。しかし、本来の生まれ持った右腕の潜在能力は失われていなかったのです。飛雄馬は最初、巨人軍のテストを「右投げの覆面打者」として受け、強烈な打棒で復帰。その後、右腕での投球練習を重ね、新巨人の星では右投げ投手として完全復活を果たします。背番号をかつての16から「3」へと改め、再びプロ野球の頂点へと挑む姿は、昭和のファンを熱狂の渦に巻き込みました。