太平洋と大西洋の境目は混ざらない?海の色が分かれる真相と境界線の科学

太平洋と大西洋の境目は混ざらない?海の色が分かれる真相と境界線の科学の詳細について、分かりやすい解説を基に徹底解説します。

では、世界地理および海洋学において、太平洋と大西洋の境目は本来どこに位置しているのでしょうか。

世界中の海の境界を標準化している国際水路機関(IHO)の公式定義によると、太平洋と大西洋を隔てる南側の境界線は、南米大陸最南端のチリ領「ホーン岬(オルノス岬)を通過する子午線(西経67度16分)」と規定されています。この経線に沿って、南米大陸南端から南極大陸のパーマー半島先端を結ぶ約800〜1000kmにおよぶ海域が、悪名高い航海の難所として知られる「ドレーク海峡」です。

地理学的な境界線は地図上に引かれた一本の経線に過ぎず、コンクリートの壁や目に見えるフェンスが存在するわけではありません。現場のドレーク海峡に船を出しても、海の色が突如として青から緑へ帯状に切り替わるような現象が日常的に固定化して存在しているわけではないのです。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest