「被告」と「被告人」の違いとは?民事・刑事の定義と報道の真相
「被告」と「被告人」の違いとは?民事・刑事の定義と報道の真相の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。
日常の文章表現やSNSでの発信において、この用語の誤用が思わぬトラブルに発展するケースがある。法律相談ポータルサイトの弁護士ドットコム等に寄せられる相談でも、民事トラブルで訴えられた知人を指して「あいつは犯罪者の被告だ」と誤解した書き込みを行い、名誉毀損で逆に訴えられるといった実例が報告されている。
多くの弁護士が指摘するように、民事訴訟の「被告」は単に法的争いの相手方になった人物を指すに過ぎず、罪を犯したか否かとは全く無関係である。一方で、刑事訴訟の「被告人」は刑事上の罪を問われている立場であるため、この二者を混同して発信することは対象者の社会的信用を著しく損なう危険を孕んでいる。
個人がネット上で事件や訴訟について言及する際は、相手が「民事の被告」なのか「刑事の被告人」なのかを正しく見極め、不必要な誹謗中傷と受け取られないよう極めて慎重な表現を選ぶことが求められる。