モンステラの葉が割れない原因とは?プロが教える切れ込み復活の決定打

モンステラの葉が割れない原因とは?プロが教える切れ込み復活の決定打の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でまとめました。

切れ込みが入るタイミングは、栽培環境だけでなく、育てているモンステラの「品種」と「苗の年齢」に大きく左右されます。園芸市場に流通しているモンステラには、大きく分けて複数の系統が存在します。

代表格であるモンステラ デリシオーサの特徴は、肉厚で濃緑の巨大な葉と、短い節間(葉と葉の間隔が狭いこと)です。自生地では葉の長さが1メートル近くに達し、深い切れ込みに加えて葉脈の周囲に丸い穴(窓)が空きます。ただし、デリシオーサは成長が比較的緩慢であり、モンステラ 幼苗の生長期間としては、種子から育てた場合、本葉が5〜7枚を超えて茎の直径が2〜3センチに育つまで、およそ1年半〜2年の育成期間を要します。

一方、流通量が非常に多い「モンステラ・ボルシギアナ(デリシオーサの変種とされる中型種)」は、つる性が強く節間が長く伸びやすい性質を持ちます。デリシオーサに比べて成長スピードが早く、早期に切れ込みが入りやすい反面、光量不足や支えがない環境ではあっという間に徒長して葉が小さくなり、切れ込みが消失しやすい繊細さを持っています。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価推奨照度(光量)2,000〜5,000 lx(直射日光はNG)室内普通照明:300〜500 lx室内奥では光量不足が確定。レースカーテン越しの窓際か育成ライトが必須。初割れまでの葉数本葉5〜8枚目(株元から数えて)幼苗期:1〜4枚目は丸葉購入直後の小苗は未成熟なだけ。枚数が足りていなければ焦る必要はない。植え替え周期1〜2年に1回(5月〜7月推奨)放置株:3年以上未植え替え鉢底から根が出ている根詰まり状態では、養分吸収が阻害され新葉が小型化する。物理的支持(支柱)モスポール等で気根を活着支柱なし(横に這わせる)上方へ直立登攀させる刺激が、葉を大型化・成体化させる最大のトリガーとなる。
清水 千尋

清水 千尋

フード&トラベルライター

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest