名門・県立岐阜商業の現在地!甲子園と進路実績に見る強さの真相

名門・県立岐阜商業の現在地!甲子園と進路実績に見る強さの真相の見逃せないポイントを一挙に解説しました。

地元で古くから語られる「県岐商に入れば食いっぱぐれない」という評判。この定説は実態と合致しているのでしょうか。卒業生の進路追跡調査および学校発表の進路状況を見る限り、この評価に誇張はありません。

就職面において、同校は東海エリアの有力企業から別格の信頼を獲得しています。トヨタグループ各社、デンソー、中部電力、東邦ガスといったインフラ・超大手メーカーをはじめ、十六銀行や大垣共立銀行などの地元有力金融機関への採用実績は圧倒的です。一般の普通科高校から高卒就職を目指す場合と比べ、求人の量・質ともに公立トップクラスを誇ります。

さらに注目すべきは大学進学実績の躍進です。かつては就職が7〜8割を占めていた時代もありましたが、現在は進学希望者が全体の過半数を占める年が珍しくありません。特に、商業高校生を対象とした特別推薦枠や総合型選抜、指定校推薦の枠数が豊富です。中央大学、法政大学、明治大学といったMARCHクラスや、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学(関関同立)の経済・商学部へ、毎年多数の合格者を輩出しています。

一般入試で難関私立大学の5教科を突破するのは普通科進学校に分がありますが、「在学中に日商簿記2級以上を取得し、評定平均を高く維持して推薦枠を勝ち取る」という戦略において、岐阜商業は並み居る普通科を凌駕するコストパフォーマンスを発揮しています。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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