都立中高一貫校の受検倍率激変!適性検査の盲点と伸びる子の実像

都立中高一貫校の受検倍率激変!適性検査の盲点と伸びる子の実像の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。

今年度の受検シーズン終了に伴い、東京都教育委員会が公開した最終集計データは、関係者の間で大きな議論を呼んだ。一時期のような10倍を超える異常な倍率こそ影を潜めたものの、依然として多くの学校で4倍前後から5倍台の高倍率を維持している。表面上の数値が落ち着いた背景には、無謀な挑戦層が減少し、十分な準備を重ねた実力派受検生に絞り込まれたという事情がある。

大手学習塾である栄光ゼミナールの入試分析担当者は「倍率の数字だけを見て『易化した』と判断するのは極めて危険だ」と指摘する。合格ライン周辺の得点差はわずか数点の中に何十人もがひしめき合う超混戦状態。中学受験業界全体が私立優位から公私の併願戦略へとシフトする中で、公立第一志望組の熟成度が一段と増しているのが近年の際立った特徴だ。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest