高輪ゲートウェイはなぜダサいと炎上したか?公募130位の真相と現在

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一連の違和感は、ネット上の単なる愚痴や冷やかしの領域を超え、具体的な抗議行動へと発展しました。コラムニストの能町みね子氏やデザイナー、地図研究家らが発起人となり、署名サイト「Change.org」にて「山手線新駅の駅名撤回と再考を求める運動」が立ち上がったのです。

この高輪ゲートウェイの撤回署名運動には、開始から短期間で4万7,960筆(約4.8万人)に及ぶ署名が集まり、2019年3月にJR東日本本社へと提出されました。Twitter(現X)上では「#高輪ゲートウェイがダサい理由選手権」といったハッシュタグがトレンドを席巻し、架空のダサい駅名大喜利が連日繰り広げられるなど、高輪ゲートウェイに対するネットの反応は異様な盛り上がりを見せました。

署名運動が訴えた本質は、単に「響きが気に入らない」という個人的な嗜好ではありませんでした。何世代にもわたって継承されてきた東京の地名という公共財を、一企業のPRの都合や一時的なマーケティング言語で上書きしてしまうことへの危機感でした。しかし、JR東日本側は提出された署名を受け取りつつも「駅名の再考は行わない」と回答。この冷淡な対応が、人々の心に「拭いきれないモヤモヤ」を定着させる一因となりました。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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