学位記をなくした?再発行不可の真相と提出時の決定打【2026最新】

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SNSやコミュニティサイトを定点観測すると、学位記紛失にまつわるトラブルには顕著な共通項が見られます。一人暮らしを始める際に「汚したくないから」と実家の自室や親のタンスに保管を頼み、数年後の転職活動で必要になった際に親へ確認したところ、「どこにしまったか忘れた」「引っ越しや大掃除のときに捨ててしまったかもしれない」と告げられるケースが非常に多いのです。

ソーシャルメディア上でも、「母校から学位記をもらった際、いかなる理由でも再発行しないという注意書きが添えられていたのを思い出し、実家で失くされたと知って絶望した」「親が実家じまいで誤って処分した」といった切実な投稿が定期的に投稿され、拡散されています。親子間での保管の押し付け合いが心理的摩擦に発展する現場も少なくありません。

では、大学の教務課窓口ではどのような対応が行われているのでしょうか。都内私立大学の教務窓口担当者に確認した実情によると、「毎年春の採用シーズンや秋の中途採用期になると、『学位記を紛失したので再発行してほしい』という卒業生からの問い合わせが毎週のように寄せられる」といいます。

大学側のマニュアルは極めて明快です。「学位記自体の再発行は不可能です」と説明した上で、即座に「代わりに卒業証明書を発行してください。対外的な提出にはそちらで完全に通用します」と案内する流れが定着しています。大学側にとっては日常茶飯事の問い合わせであり、教務課の職員に呆れられたり、不利益な記録が残ったりすることは一切ありません。

なお、「学位記紛失届」のような書類の提出を義務付けている大学はごく一部であり、大半の大学では紛失届の提出すら不要です。単に必要な部数の卒業証明書を申請するだけで、すべての手続きが完了します。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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