シティバンク・エヌ・エイ現在の実態|撤退理由とSmbc移管の真相

シティバンク・エヌ・エイ現在の実態|撤退理由とSmbc移管の真相の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。

一般の預金者から見れば「消えた銀行」のように錯覚されがちですが、日本の金融中枢においてシティバンク在日支店の現在は、外資系金融機関として屈指の存在感を保ち続けています。中核を担う「シティバンク、エヌ・エイ東京支店」は、大手町の大手町タワーを本拠とし、グローバルに事業を展開する日系多国籍企業や外資系日本法人に対する資金決済、為替トレーディング、資金調達支援を強力に推進しています。

公式発表資料や決算公告によると、現在のシティグループ 日本 法人業務は、法人向け銀行業務を手がける「シティバンク、エヌ・エイ」と、証券・投資銀行業務を担う「シティグループ証券株式会社」の強固な二本柱で構成されています。日本企業のクロスボーダーM&A(国境を越えた企業の合併・買収)やグローバルキャッシュマネジメントシステム(資金の一元管理)において、同社が誇る世界90カ国以上の独自ネットワークに対抗できる金融機関は世界でもごくわずかです。

つまり、利益率が低く規制コストが重い日本のリテールバンキング(個人向け業務)を整理し、極めて高い資本効率を誇るホールセール(大企業・機関投資家向け業務)へリソースを全集中させたというのが、現代におけるシティバンクの真の姿なのです。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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