「え」の昔の字「ゑ」はなぜ消えた?読み方の真実やスマホ変換を徹底解説
「え」の昔の字「ゑ」はなぜ消えた?読み方の真実やスマホ変換を徹底解説について徹底解説いたします。最新の情報をチェックしてください。
Q1:「ゑ」とセットで語られる「ゐ」とはどう違うのですか?
A1:「ゐ(カタカナはヰ)」はワ行のイ段に位置していた文字で、漢字の「為」に由来します。元々は「wi(ウィ)」と発音されていましたが、「ゑ」と全く同じ経緯で中世に母音[i]へと吸収され、戦後の「現代かなづかい」で公用文から廃止されました。ニッカウヰスキーなどの銘柄にその名残が見られます。
Q2:現代でも子どもの命名や戸籍の名前に「ゑ」を使うことはできますか?
A2:可能です。戸籍法に基づく「人名用漢字」の規定において、平仮名の「ゑ」およびカタカナの「ヱ」は、名前に使える文字として現在も法的に認められています。実際に古風で知的な響きを込めて名付ける家庭も存在します。
Q3:「え」を表す昔の文字には、学校で習わない記号のようなものもありますか?
A3:あります。明治33年(1900年)の小学校令施行規則で「1つの音につき1つの平仮名」と統一される前は、蕎麦屋の看板で有名な「変体仮名」が無数に使われていました。例えば「江」の草書体から作られた文字は現在の「え」の原型ですが、それ以外にも「衣」や「要」を崩した多種多様な文字が手紙や瓦版で日常的に使われていました。