書類送検とは?逮捕との違いや前科の有無、その後の処罰の流れを徹底解説
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書類送検という事態に直面した際、被疑者となった側が取るべき行動には明確な基準が存在します。感情的な焦りから誤った対応を取ると、不起訴で済むはずだった事案が起訴へと発展しかねません。
弁護士への相談を急ぐべきケース
- 被害者が存在する犯罪(傷害、痴漢、窃盗、横領など):一刻も早い示談交渉が必要です。検察官が起訴・不起訴の判断を下す前に示談を成立させ、被害届の取り下げや宥恕(ゆうじょ)条項を取り付けることが不起訴獲得の決定打となります。
- 事実関係に争いがある場合(冤罪・否認事件):警察や検察の取り調べで不用意に不利な供述調書にサインすると、後から覆すことは不可能です。取り調べに対する具体的なアドバイスを受ける必要があります。
落ち着いて検察の連絡を待つべきケース
- 軽微な物損事故や過失の極めて小さい接触事故:保険会社を通じて示談が進んでおり、警察の取り調べにも素直に応じている場合は、検察庁からの呼び出しを待って誠実に対応すれば、起訴猶予となる可能性が高くなります。
在宅捜査は拘束期間の定めがないため、検察庁からの呼び出しまで数カ月から半年以上放置されることも珍しくありません。この空白期間に「もう終わった」と油断せず、被害者への謝罪や反省文の準備など、必要な更生措置を着実に進めておく姿勢が最終処分を左右します。