引っ越しの洗濯機設置は自力で可能?費用相場と水漏れを防ぐ完全手順

引っ越しの洗濯機設置は自力で可能?費用相場と水漏れを防ぐ完全手順の詳細について、専門知識を詳しくお届けします。

パーツの適合が確認できている場合、正しい手順を踏めば自力での設置は難しくありません。作業中に水漏れを起こさないための重要ポイントを順を追って解説します。

ステップ1:防水パンの清掃と本体の位置決め

まずは防水パンのゴミを取り除き、本体を慎重に運び入れます。壁や防水パンの縁との間に最低でも1〜2cm以上の隙間(クリアランス)を確保してください。運転時の振動で本体が壁に接触し、大きな騒音や壁紙の破損を招く原因となります。

ステップ2:排水ホースとエルボの接続

水漏れ事故の約7割が集中するのが排水部分の接続ミスです。防水パンの排水口には、L字型の管である排水エルボが備え付けられています。排水ホースの先端をエルボの奥までしっかり差し込み、金属製のホースバンドで確実に締め込みます。ホースに無理な折れ曲がりや逆勾配があると、排水エラーや逆流の原因になるため、直線的で緩やかな傾斜を保つよう取り回します。

ステップ3:蛇口ニップルの確認と給水ホースの取り付け

新居の水栓形状を確認します。先端がワンタッチ着脱できる「ストッパー付き水栓(オートストップジョイント)」であれば、給水ホースを「カチッ」と音がするまで押し込むだけで接続完了です。しかし、築年数の古い賃貸住宅に多い「万能ホーム水栓」の場合、4本のネジで固定する蛇口ニップルを取り付ける必要があります。ネジの締め付けが不均等だと給水圧で外れて大惨事になるため、安全性の高いワンタッチ式ニップル(1,500円前後)への交換を強く推奨します。

ステップ4:アース線の取り付け

洗濯機は湿気や水気の多い場所に置かれるため、漏電時の感電事故を防ぐアース線の接続が必須です。コンセント下部にあるアース端子のカバーを開け、芯線をネジに巻き付けるか、ワンタッチ端子に奥まで差し込んでロックします。アース線を繋がずに使用すると、万一の漏電時に人体へ高電圧が流れる危険性があります。

ステップ5:試運転と水漏れチェック

すべての配管を繋いだら、蛇口をゆっくり開けて給水ホースの継ぎ目からにじみがないか確認します。その後、少量の注水と「脱水運転」を行い、排水口周辺から水漏れや異臭が立ち込めていないかを念入りに目視確認して完了です。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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