「ただの鼻詰まり」ではない難病――2026年、なぜ多くの表現者が「好酸球性副鼻腔炎」を公表し闘病を語るのか
話題沸騰中の 「ただの鼻詰まり」ではない難病――2026年、なぜ多くの表現者が「好酸球性副鼻腔炎」を公表し闘病を語るのかについて、詳しいまとめを整理して公開しています。
好酸球性副鼻腔炎は、一般的な細菌感染による副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)とは根本的にメカニズムが異なる。白血球の一種である「好酸球」が鼻の粘膜で異常に活性化し、両側の鼻腔にブドウの房のようなポリープ(鼻茸)を形成するのだ。これが鼻呼吸を完全に塞ぎ、嗅覚を奪い去る。
最大の問題は、薬物治療や手術を行っても、非常に高い確率で再発を繰り返す点にある。厚生労働省から指定難病(難病306)に指定されていることからも、その治療の難しさがうかがえる。単なる「鼻詰まり」と侮っていると、味覚や嗅覚が完全に失われ、日常生活の質(QOL)が著しく低下することになる。