ネギの種まき時期と失敗しない育て方|春まき・秋まき完全攻略ガイド
ネギの種まき時期と失敗しない育て方|春まき・秋まき完全攻略ガイドの特集記事を解説します。役立つ情報が詰まっています。
農業指導員への聞き取り調査や園芸コミュニティでの相談事例を検証すると、ネギ栽培で初心者がつまずくポイントには明確な共通項が存在します。失敗を引き起こす3大原因を分析します。
1. 播種初期の「過湿による立ち枯れ」と「水切れ」
ネギの幼苗は針のように細く繊細です。発芽直後の乾燥は一発で苗を枯死させますが、逆に良かれと思って毎日過剰に水を与え続けると、幼苗の根が酸素欠乏に陥り、糸状菌(カビ)による立ち枯れ病が蔓延します。育苗トレイで育てる際は「表土が白く乾いたら底から流れ出るまでたっぷりと与え、受け皿の水は必ず捨てる」という乾湿のメリハリが不可欠です。
2. 定植時の深植え・活着不良
白ネギを本圃に植え付ける際、早く白い部分を作りたいからと最初から深く埋め戻してしまうケースが後を絶ちません。定植直後のネギは根の張りが不十分であり、葉の分岐部(成長点)まで土を被せると呼吸ができず窒息死します。定植時は掘った溝の壁に苗を立てかけ、根元にだけ2〜3cm軽く土を寄せる「仮植え」状態を保つのが正しい作法です。
3. ネギの短命種子特性を知らずに「古いタネ」を使用
ネギの種子は、野菜類の中でも極めて寿命が短い「短命種子」に分類されます。常温で保管した前年の余り種は、見た目に変化がなくても発芽率が30〜40%以下にまで激落していることが珍しくありません。基本的にネギの種は「そのシーズンに製造・採種された新しい種袋」を購入して使い切ることが、失敗を避ける絶対条件です。