美智子上皇后さまの現在と体調は?仙洞御所での暮らしと最新動向

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美智子上皇后さまの歩みを振り返る際、避けて通れないのが若い頃に皇室へもたらした数々の革新です。日清製粉グループ創業者一族の令嬢・正田美智子さんとして育ち、聖心女子大学を首席で卒業された後、1957年夏の軽井沢テニスコートでの出会いをきっかけに皇太子明仁親王殿下(現上皇さま)と結ばれました。

1959年のご成婚パレードには沿道に約53万人もの人々が詰めかけ、テレビの普及を爆発的に加速させる社会現象となりました。しかし、その華やかさの裏側では、旧華族層を中心とする伝統的な宮中勢力からの強い風当たりや、前例のないバッシングに苦しまれた時期もありました。一時期は心労から声を失われる(失語症)ほどの深い苦難を経験されています。

そうした逆境の中でも、美智子さまは「子どもたちを自らの手で育てる」ための乳母制度の廃止や、キッチン付き東宮御所の設計など、皇室に初めて近代的な家庭の温もりを持ち込みました。さらに平成に入ると、被災地の体育館で膝をついて被災者の目線で手を取り合われる姿が定着し、日本型象徴君主制の「国民と共にある姿」を確立されたのです。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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