国民的アイドルといえば誰?歴代ランキングと満場一致で選ばれる決定的理由
国民的アイドルといえば誰?歴代ランキングと満場一致で選ばれる決定的理由の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。
男性アイドルの歴史において、名実ともに「国民的」の看板を背負い続けた筆頭格がSMAPと嵐です。この2組が成し遂げた功績は、単に楽曲が売れたという次元をはるかに超えています。
1990年代前半、アイドル冬の時代に直面したSMAPは、バラエティ番組『夢がMORI MORI』や『SMAP×SMAP』で体を張ったコントや本格的な料理に挑戦しました。「カッコいいアイドルが本気で笑いを取り、泥臭く汗を流す」というギャップは、それまでアイドルに興味を示さなかった男性層や中高年層を一気にファンへと変貌させました。2003年の『世界に一つだけの花』が小学校の教科書に掲載され、老若男女の応援歌となった瞬間、SMAPは国民の日常そのものへと昇華したのです。
一方、そのバトンを受け継ぎ、平成から令和にかけて前人未到の記録を打ち立てたのが嵐でした。デビューから数年間の下積み期を経て、2008年頃から『ひみつの嵐ちゃん!』や『VS嵐』などの冠バラエティが定着。メンバー5人の飾らない人間味と、ギスギスした競争を感じさせない穏やかな連帯感は、多忙な現代人に癒やしを与える存在として社会に受け入れられました。
報道各社の経済分析でも度々言及される通り、嵐のファンクラブ会員数は公称約300万人に達し、活動休止期間中であっても会報発行やアーカイブ需要により年間約60億円規模の経済効果を生み出していると報じられています。メンバー全員がニュースキャスターや大河ドラマ主演、司会者として単独で成立しつつ、5人が揃った瞬間に爆発的な引力を発揮する設計は、芸能史上類を見ない完成度を誇っていました。