コンビニで風邪薬は深夜も買える?取扱店舗の探し方と売ってない理由
コンビニで風邪薬は深夜も買える?取扱店舗の探し方と売ってない理由に関する基本知識をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。
深夜に開いているコンビニに行けば当然のように風邪薬が買えると考えている人は今なお多いですが、全国に約5万5,000店以上あるコンビニの中で、本格的な風邪薬を常備している店舗は全体のごく一部にとどまります。この背景には、日本の医薬品医療機器等法(薬機法)が定める厳格な販売ルールが存在します。
一般的な総合風邪薬(パブロンやルルなど)の多くは「第2類医薬品」または「指定第2類医薬品」に分類されます。これらを店舗で販売するためには、自治体からの店舗販売業許可を取得した専用の医薬品販売区画を設け、国家資格を持つ「薬剤師」または「登録販売者」が店内に常駐していなければなりません。
特に大手チェーンのセブンイレブンで薬が売ってない理由として挙げられるのが、フランチャイズ店舗における資格者雇用の難しさとコストの壁です。セブン-イレブンは長年、一部の調剤併設店や都市型実験店舗を除き、全社的な医薬品取扱の拡大には慎重な姿勢をとってきました。店舗オーナーにとって、時給相場が高く確保が難しい登録販売者を24時間365日シフトへ組み込み続けることは、経営上の大きな負担となるためです。
さらに見落としがちなのが登録販売者の不在時間の問題です。たとえ店頭看板に「医薬品取扱」と掲示されている店舗であっても、資格者が勤務していない時間帯(主に深夜22時〜翌朝8時やワンオペ時間帯)は、医薬品販売区画をカーテンやシャッターで閉鎖し、鍵をかけて販売を停止することが法律で義務付けられています。そのため「24時間営業のコンビニだから深夜でも確実に買える」と思い込んで足を運ぶと、レジで断られてしまうケースが多発しています。