初産で陣痛促進剤を使うと何時間かかる?2日目に持ち越す真相と流れを完全解説
初産で陣痛促進剤を使うと何時間かかる?2日目に持ち越す真相と流れを完全解説とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。
陣痛促進剤の効果を最大限に引き出すためには、子宮口の状態(熟化度:ビショップスコア)に応じた段階的な医療介入が行われます。
子宮口がまだ硬く閉じている(開大度1〜2cm未満)場合、いきなりオキシトシンの点滴を行っても子宮筋がうまく反応しません。そこでまず行われるのが「子宮頸管熟化処置」です。
- 機械的熟化(バルーンカテーテル / メトロイリンテル):子宮口に風船状の器具を挿入し、滅菌生理食塩水を注入して物理的に子宮口を押し広げます。子宮口が3〜4cm程度まで開くと自然に脱落します。
- 薬理学的熟化(プロスタグランジン製剤):子宮頸管を柔らかくする作用を持つPGE2錠剤(内服)や、子宮頸管内に留置する徐放性テープ製剤(プロペス)などが用いられます。
子宮頸管が十分に柔らかくなった段階で、オキシトシン点滴またはPGF2α点滴へと移行します。オキシトシンは子宮筋をリズミカルに収縮させるホルモン製剤であり、精密輸液ポンプによって1滴単位で投与速度をコントロールしながら、胎児心拍数モニター(分娩監視装置)を常時装着して安全性を確保します。