退職後の傷病手当金はもらえる?受給要件と退職日の致命的ミス【最新】

退職後の傷病手当金はもらえる?受給要件と退職日の致命的ミス【最新】とは一体何なのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

もらい損ねを防ぎ、スムーズに現金を口座へ着金させるための傷病手当金の申請手続きの流れをステップ順に整理します。

ステップ1:主治医への相談と休業指示の受領(退職前)
退職の意向を固める前に、まずは医療機関を受診し、就労が不可能である旨の診断と休業の指示を得ます。初診日が退職後になってしまうと、在職中の労務不能を証明できなくなるため、必ず退職日より前に受診実績を作っておかなければなりません。

ステップ2:退職日を含めた欠勤・待期期間の完成(退職前〜退職日)
会社に体調不良による休職・退職を伝え、退職日以前に連続3日間の待期期間を成立させます。そして、最重要事項である「退職日当日の欠勤(または有給消化)」を徹底し、決してタイムカードを切らない状態を確立します。

ステップ3:申請書の用紙手配と記入準備(退職直後)
加入している健康保険組合または協会けんぽのホームページから「傷病手当金支給申請書」をダウンロードします。申請書は通常4枚綴り(被保険者記入用2枚、事業主記入用1枚、療養担当者記入用1枚)で構成されています。

ステップ4:会社と医師への証明依頼(退職後数日〜1ヶ月後)
退職日を含む申請期間が経過した後、元勤務先へ「事業主の証明」を依頼し、主治医へ「医師の意見書」の記入を依頼します。傷病手当金は過去の休業実績に対して後払いで請求する性質上、申請期間が終了する前に医師に書いてもらうことはできません。退職日を含む賃金締切日が過ぎたタイミングで会社へ書類を郵送します。

ステップ5:保険者への提出と審査・受給(申請から約2週間〜1ヶ月)
すべての欄が埋まった申請書を健康保険組合または協会けんぽへ提出します。初回申請時は審査に時間を要することが多く、提出から振り込みまで約3週間から1ヶ月半程度かかります。2回目以降の申請は退職後の期間となるため「事業主の証明」が不要となり、本人記入欄と医師の意見書のみで毎月1回ペースで請求を継続していきます。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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