送りハンドルとは?教習所卒検の減点基準や危険視される理由を徹底解説
送りハンドルとは?教習所卒検の減点基準や危険視される理由を徹底解説の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点で紐解きます。
送りハンドルとは、ステアリングを持ち替える際に両手を交差させず、ハンドルの外周に沿って左右の手を上下にスライドさせながら「送る・引く」動作を繰り返して回す操作法を指します。英語圏では「プッシュプル・ステアリング(Push-Pull Steering)」や「シャッフル・ステアリング」と呼ばれ、手の位置が常にハンドルの下半分(あるいは9時15分の水平線より下)に留まりやすいのが特徴です。
日常の運転において、ハンドル操作には主に以下の3つのスタイルが存在します。
1. クロスハンドル(推奨される標準操作):
日本の自動車教習所で徹底的に指導される基本操作です。右左折時、回す方向の手で押し上げ、反対側の手が上からクロスして持ち替えることで、常に大きな舵角を少ないアクションで素早くコントロールできます。
2. 送りハンドル(プッシュプル):
左右の手を交差させず、右手で押し上げた分を左手で受け取り、左手で引き下げた分を右手で受け渡すように細かく小刻みに回す操作です。腕が交差しないためリラックスできるように感じられますが、舵角を大きくつけるには手数を増やす必要があります。
3. 内掛けハンドル(逆手持ち・極めて危険):
手のひらを上に向けてハンドルの内側から握り込み、手前へ引き下ろすように回す操作です。力が入りやすくトラックなどの重いハンドルを回す名残として見られますが、万が一のエアバッグ展開時に腕を粉砕骨折するリスクや、キックバック(路面からの強い衝撃)で手首を痛める危険が極めて高いため、現代の安全運転基準では絶対に行ってはならない操作とされています。