段ボールと100均で作る本格メダルゲーム工作の仕組みと設計図解説
段ボールと100均で作る本格メダルゲーム工作の仕組みと設計図解説の全貌を詳しく解説してご紹介します。
手回し式から一歩進んで電動化に挑む場合、初心者が最も陥りやすい罠が「モーター選び」です。工作用のマブチモーター(130系)を乾電池に直結してクランクを回そうとすると、回転数が毎分1万回転近くと速すぎる上に、トルク(回転する力)が極めて弱いため、メダルの重みに負けてモーターがロックしてしまいます。
メダルゲーム工作の自動化において必須となるのは、ギヤを使って回転速度を落とし、強い力を生み出す「減速ギヤボックス(ギヤードモーター)」の採用です。
教育用工作キットの定番であるタミヤ「4速クランクギヤーボックス」などを使用し、ギヤ比を約100:1〜400:1に設定すると、プッシャー板が1秒間に1往復程度の落ち着いたリズムで力強く動きます。これにより、数百グラムのメダルが上に積もっても力負けせずにスライドし続ける本格的なマシンの動作が実現します。
さらに、100円ショップのUSB扇風機や電動ハンディモップから取り出したモーターを活用する裏技もあります。ただしその場合も、プーリー(滑車)と輪ゴムを使った2段階のベルト減速機構を自作するなど、回転速度を落とす工夫が不可欠となります。