オールシーズンタイヤの価格相場と工賃総額!「実は損?」コスパの真相
オールシーズンタイヤの価格相場と工賃総額!「実は損?」コスパの真相の真相について、専門知識を取りまとめてご紹介します。
オールシーズンタイヤの側面には「スノーフレークマーク(欧州の厳しい雪上性能基準適合マーク)」が刻印されており、冬用タイヤ規制下の高速道路もそのまま走行可能です。しかし、スタッドレスタイヤと全く同じ感覚で走れるわけではありません。
実際に都内や関東近郊、降雪地域でオールシーズンタイヤを使用したオーナーたちの証言を検証すると、評価の分かれ目は「路面状態の質」にありました。
「東京で年に1〜2回降る10cm程度の積雪なら、何の問題もなく坂道も登り降りできた。深夜の履き替えパニックやチェーン装着の寒さから解放された恩恵は計り知れない」(40代・ミニバンオーナーの証言)
一方で、寒冷地特有のシチュエーションでは厳しい声も聞かれます。
「踏み固められた雪が一度溶けて夜間に再凍結したブラックアイスバーンでは、ABSが作動しっぱなしになり制動距離が著しく伸びた。スタッドレスのような吸水ゴム構造ではないため、凍結路面での安心感は雲泥の差がある」(50代・長野県在住者の声)
また、寿命・耐久性に関しては、走行距離30,000km〜40,000km前後、年数にして約3〜4年がひとつの交換基準となります。ここで重要なのは「溝の残量」です。オールシーズンタイヤにはスリップサイン(残溝1.6mm)のほかに、残溝50%を示すスノープラットフォームが設けられており、摩耗が半分を超えると雪道走行性能は著しく低下します。夏タイヤとしては使えても、冬タイヤとしての寿命は実質的に半分である点を忘れてはなりません。