恋のマイアヒ空耳と『のまネコ騒動』の真相!O-Zone現在の姿

恋のマイアヒ空耳と『のまネコ騒動』の真相!O-Zone現在の姿に関する主要なデータを分かりやすく解説いたします。

日本におけるブームの起爆剤となった楽曲『恋のマイアヒ』。その発売年は、本国ルーマニアや欧州圏でのリリースが2003年、日本国内盤の本格展開は2005年8月でした。手がけたのは、東欧の小さな国モルドバ ポップグループ O-Zone(オゾン)です。

この楽曲の原題はルーマニア語で『Dragostea Din Tei』。日本人の耳には陽気なパーティーチューンに聞こえるものの、ドラゴステア・ディン・テイ 意味は直訳すると「菩提樹の下の恋」となります。本来の恋のマイアヒ 和訳に目を通すと、次のような切ないリリックが綴られています。

「もしもし、僕だよ、ピカソだよ。君に勇気を与えるために電話したんだ……」「菩提樹の下の恋、君の瞳を思い出すよ」――。描かれているのは、去りゆく恋人に向けた未練と純情な告白でした。しかし、この哀愁を帯びたメロディが海を越えて日本のネット空間に投下された瞬間、全く別の文脈を帯びて爆発します。

火付け役となったのは、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)の住民たちによる恋のマイアヒ Flash動画でした。ルーマニア語の響きを日本語に強引に当てはめた恋のマイアヒ 空耳歌詞が有志によって制作され、動画共有サイトが普及する前の個人ウェブサイト上で猛烈な勢いでシェアされていきます。

サビの「Nu mă, nu mă iei(ヌマ・ヌマ・イエイ=君は僕を連れていってくれない)」が「飲ま飲まイェイ!」に変換され、「Vrei să pleci dar nu mă, nu mă iei」は「米さ! 喫茶店! 酒持ってこい!」と解釈されました。原曲の切なさとは裏腹に、泥酔して宴会で騒ぐシュールな情景へと見事に換骨奪胎されたのまのまイェイ 元ネタは、当時のテキストサイトやFlashカルチャーと完璧に共鳴。名古屋のZIP-FMなど感度の高いFM局でのエアプレイも後押しし、ネット発のアンダーグラウンドな笑いは一気にマスカルチャーへと駆け上がりました。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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