警察官の階級一覧と序列の全貌!キャリア格差や年収の壁を徹底解剖

警察官の階級一覧と序列の全貌!キャリア格差や年収の壁を徹底解剖の注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。

ノンキャリア警察官が階級を上げる唯一のルートが昇任試験です。しかしその実態は、公務員試験の中でも屈折した過酷さを誇ります。

昇任試験は、巡査から巡査部長、巡査部長から警部補、警部補から警部へとステップアップするたびに毎回課されます。試験内容は刑法や刑事訴訟法、憲法、警察法などの法律論文試験、択一試験、さらには実務適性試験や面接に及びます。当直勤務や24時間対応の事件捜査に追われ、慢性的な睡眠不足と戦いながら、休日に机へかじりついて膨大な法規を暗記しなければ合格を勝ち取ることはできません。各都道府県の競争倍率は時に10倍から15倍を超える狭き門となります。

現場OBの手記や退職者の証言でも、「当直明けの非番日に仮眠も取らず署の図書室で法例集を開いた」「家族を犠牲にして試験勉強に打ち込む同僚と、現場一本で職人肌を貫いて昇任を諦める同僚で人間関係が分断される」といった生々しい葛藤が数多く語られています。

そんな警察官たちの現在の階級を一瞬で見分ける手がかりが、制服の左胸に着用されている「階級章」です。見分け方の基本原則さえ覚えれば、ニュース映像や街角でも瞬時に判別できます。

判別のキーポイントは、「台座の金属地(銀か金か)」「横帯のバーの数(1本〜3本)」「日章(桜の代紋)の数」の3点です。

台座が「銀色」のグループは現場の実動層です。銀色の台座に横帯が1本なら巡査(※銀色の帯の中に金色ラインが入っていれば巡査長)、横帯が2本なら巡査部長、横帯が3本なら警部補となります。

台座が「全面金色」に変わると、組織の幹部層を表します。金色の台座に横帯1本が警部、横帯2本が警視、横帯3本が警視正です。さらに警視長以上になると台座の縁取りや金属の織り込みが格段に重厚になり、警視総監は胸章全体に5つの桜の代紋が配された唯一無二の意匠になります。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest