ひじきのヒ素は危険?厚労省の見解と発がんリスクを防ぐ調理法
ひじきのヒ素は危険?厚労省の見解と発がんリスクを防ぐ調理法について押さえておきたい 理由を分かりやすく解説いたします。
農林水産省が実施した詳細な調理実験により、無機ヒ素は水に溶け出しやすい性質を持つことが科学的に証明されています。調理前のひと手間で、ひじき中のヒ素含有量を大幅に削減可能です。
家庭でできる最も効果的な処理手順は「茹で戻し+茹でこぼし」の組み合わせです。
- たっぷりのお湯で茹で戻す(茹で戻し):大きめの鍋にひじきの重量の約20〜30倍の水を沸騰させ、乾燥ひじきを投入して5分程度加熱します。
- 茹で汁を完全に捨てる(茹でこぼし):ザルにあけて茹で汁をすべて切ります。ヒ素が溶け出しているため、茹で汁を調理やスープに再利用することは厳禁です。
- 水洗い(すすぎ):ボウルにきれいな水を張り、ザルごとひじきを2〜3回浸して軽くもみ洗いし、しっかり水気を絞ります。
水だけで戻す「水戻し」でも約5割のヒ素が抜けますが、沸騰させたお湯で処理する「茹でこぼし」を行うことで、原料に含まれていた無機ヒ素の約80%〜90%を除去できます。この処理を行えば、ひじき特有のミネラルや食物繊維を残したまま、安心できる状態で料理に活用できます。