麦茶で蕁麻疹が出るのはなぜ?小麦との違いと初期症状・受診目安を解説
麦茶で蕁麻疹が出るのはなぜ?小麦との違いと初期症状・受診目安を解説について押さえておきたい ポイントを分かりやすく解説いたします。
日本国内において、麦茶はアレルギー表示の義務や推奨が定められている「特定原材料等28品目」に含まれていません。そのため「アレルギーとは無縁の安全な飲み物」と信じ込まれがちですが、医学的にアレルゲンとなり得ない食物は存在しません。麦茶を飲んで蕁麻疹が発生する背景には、明確な麦茶アレルギー 原因が存在します。
麦茶の主原料は焙煎された「大麦(六条大麦や二条大麦)」です。アレルギー反応の本質は、体内に入った大麦のたんぱく質(主にホルデインなど)を、免疫システムが「異物(敵)」と誤認して過剰に攻撃することにあります。免疫細胞がIgE抗体を介してヒスタミンなどの化学伝達物質を一気に放出することで、毛細血管が拡張し、皮膚の真皮層に浮腫が生じて蕁麻疹が現れます。
さらに注目すべきはグルテン 麦茶 危険性にまつわる誤認です。麦茶自体には、小麦グルテンを形成する主要たんぱく質「グリアジン」は含まれていません。しかし、大麦にはグルテンによく似た骨格を持つたんぱく質が存在します。製造工程の熱処理によって抗原性が低減しているとはいえ、敏感なアレルギー体質を持つ小児や成人の体内では、微量の溶出たんぱく質であっても肥満細胞を刺激し、激しいアレルギー反応の引き金になり得ます。