宇宙人の本物写真は実在するのか?機密解除と流出画像の真相を徹底検証
宇宙人の本物写真は実在するのか?機密解除と流出画像の真相を徹底検証とはどんな影響があるのか? 背景や要点を整理してお届けします。
人類が抱くエイリアンの視覚的固定観念を決定づけたのは、1947年7月に米ニューメキシコ州で起きたロズウェル事件宇宙人遺体写真を巡る騒動と、1995年に世界中へ配信された宇宙人解剖フィルムの真相です。
当時、日本国内でも民放キー局のゴールデンタイム特番で「世紀のスクープ」として繰り返しノーカット放映され、深夜の視聴者を恐怖に陥れました。手術台に横たわる6本指の異様な遺体、メスを入れる防護服の軍医、摘出される正体不明の臓器――これら一連の映像は、長年にわたり宇宙人実在の決定的証拠としてオカルトファンに奉職されてきました。
この映像は、制作者である英実業家レイ・サンティリ氏自身が後年、特撮スタジオで製作した模型と羊の脳や牛の臓物を用いた完全なフィクション(彼曰く「劣化した本物フィルムの再現」)であったことを告白しています。また、ロズウェル事件についても米空軍が1994年および1995年に公式報告書を刊行。現場に散乱した残骸は極秘の核実験監視気球「プロジェクト・モーグル」のものであり、遺体と見なされたものは1950年代に高高度落下実験で投下された擬似人体ダミー人形(クレイン・ダミー)の回収記憶が後から混淆したものと結論づけられています。
にもかかわらず、このとき定着したグレイ型宇宙人の実物画像というパブリックイメージは、現代に至るまで流出写真のベースモデルとして再生産され続けています。