『ダイヤモンド』誕生の独占秘話と最新リマスター解禁!伝説の裏側
『ダイヤモンド』誕生の独占秘話と最新リマスター解禁!伝説の裏側を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を分かりやすく展開します。
当時の音楽界において、女性だけで構成されたバンドがロックシーンの頂点に立つことは極めて稀だった。そんな偏見を爽快に吹き飛ばしたのが、ボーカルの岸谷香(当時・奥居香)とギタリストの中山加奈子を中心とするプリンセス プリンセスである。
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ソニー・ミュージックエンタテインメント(当時CBS・ソニー)から放たれた名曲『ダイヤモンド (楽曲)』の制作背景には、切実なエピソードが残されている。連日のライブとメディア出演に追われ、スタジオに籠もる時間すら削られていた過酷なスケジュールの中、メンバーは「自分たちが本当に鳴らしたい音、同世代の女性たちが心から共感できる言葉」を追求し続けた。洗練されたスタジオミュージシャンのサウンドではなく、5人が奏でる等身大のビート。中山の手による歌詞は、単なる恋愛模様にとどまらず、友情や日常の輝きをすくい上げ、岸谷のキャッチーでありながらパワフルなメロディと融合した。
興味深いのは、シングルカットのカップリングとして収録された『M (楽曲)』との関係性だ。切ない失恋ソングの最高峰である『M』と、弾けるエネルギーに満ちた『ダイヤモンド』。この対称的な2曲が一枚の盤に収められたことで、80年代J-POPを象徴する作品としての完成度は絶対的なものとなったのである。