内側側副靱帯損傷はなぜ放置厳禁?全治期間と最新リハビリ完全解説
内側側副靱帯損傷はなぜ放置厳禁?全治期間と最新リハビリ完全解説について徹底解説いたします。詳細な分析をお届けします。
Q1:受傷後、お風呂で温めても良いでしょうか?それとも冷やすべきですか?
A1:受傷から少なくとも72時間(3日間)は、患部が炎症を起こし毛細血管から出血している可能性があるため、温める行為は厳禁です。入浴はシャワー程度にとどめ、氷嚢などで1回15〜20分のアイシングを1日数回行ってください。患部の熱感や腫れが完全に引き、医師から許可が出て以降は、血流を促して組織修復を早めるために温浴や入浴を行っても問題ありません。
Q2:膝サポーターは就寝中も着けておく必要がありますか?
A2:受傷直後から2〜3週間の急性期で、グレードⅡ以上の部分断裂・完全断裂と診断され、医師から装具の終日着用を指示されている期間は、寝返り時の不意な膝の捻じれを防ぐためにサポーターやスプリント(添え木)を装着したまま就寝するのが原則です。ただし、締め付けが強すぎると静脈血栓(エコノミークラス症候群)や皮膚トラブルの原因となるため、就寝時はベルクロの圧迫をわずかに緩めるなどの微調整を行ってください。
Q3:日常生活での階段の昇り降りで注意すべき動作はありますか?
A3:階段を昇る際は「健足(痛めていない足)」から先に出し、階段を降りる際は「患足(痛めている足)」から先に出すのが整形外科リハビリテーションの基本原則です(「行きは良い良い、帰りは怖い」と覚えます)。また、足先よりも膝が内側に入らないよう、常に膝とお皿の向きを人差し指・中指の方向へ揃えて昇降することを意識してください。
Q4:スポーツ復帰の許可が出る具体的な基準は何ですか?
A4:単にカレンダーの日数が経過したから復帰できるわけではありません。一般的に、①膝の屈曲・伸展可動域が左右差なく回復していること、②外反ストレステストで痛みがなく動揺性が健側と同等であること、③大腿四頭筋およびハムストリングスの筋力が健側の85〜90%以上に到達していること、④片足スクワット時にKnee-in動作が生じないこと、⑤8の字ランやサイドステップで恐怖感や不安定感がないこと、の5項目をすべてクリアすることが復帰の必須条件となります。