【徹底解説】牛サガリとは?ハラミとの決定的な違いと究極の焼き方
【徹底解説】牛サガリとは?ハラミとの決定的な違いと究極の焼き方とはどんな影響があるのか? 専門的な分析を整理してお届けします。
焼肉店のメニューで並んで表記されることが多い「牛サガリ」と「牛ハラミ」。どちらも柔らかくジューシーで赤身肉の味覚を持つが、解剖学的には牛の横隔膜に位置する内臓組織だ。
具体的な違いは付着している部位にある。横隔膜の背中側にある薄い部分がハラミであり、肋骨側(腰野側)の厚みがある懸垂筋組織がサガリと呼ばれる。農林水産省が規定する食肉の表示基準においても、これらは内臓肉として区分されている。
特筆すべきは、その圧倒的な希少性の高さだ。1頭の牛(体重600〜700kg)から採取できるサガリの量は、わずか1kg程度。ハラミの半分ほどしか取れないため、精肉業界でも非常に価値が高い。ハラミに比べて脂分が控えめで、あっさりとしたピュアな肉の旨味が際立つのが最大の特徴だ。