変幻自在の怪優が到達した50歳の境界線:山本耕史はなぜこれほどまでに愛され、恐れられるのか
話題沸騰中の 変幻自在の怪優が到達した50歳の境界線:山本耕史はなぜこれほどまでに愛され、恐れられるのかについて、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。
山本耕史のキャリアを紐解く上で欠かせないのが、その圧倒的なキャリアの長さだ。幼少期にモデル・子役として活動を始め、伝説的ミュージカル『レ・ミゼラブル』のガブローシュ役で舞台を踏んだ。十代にしてすでに「舞台の呼吸」を身につけていた彼の才能は、ドラマ『ひとつ屋根の下』の文也役で一気に全国区へと知れ渡る。
しかし、彼は偶像的な人気に甘んじることはなかった。日本版『RENT』のマーク役に代表されるミュージカル界での快進撃は、彼が単なるテレビタレントではなく、生の舞台で音と身体を極限まで同調させられる生粋のパフォーマーであることを証明してみせた。劇場の最後列まで届く豊かな声量、複雑なリズムや英語詞も完璧に乗りこなす音楽的センス。舞台の上で培われた強靭な基礎能力が、のちの映像世界における圧倒的な立ち姿に直結している。