『おしん』田中裕子の現在と過酷な舞台裏|最高視聴率62.9%の真相

『おしん』田中裕子の現在と過酷な舞台裏|最高視聴率62.9%の真相に関する専門家の意見を詳しく解説いたします。

NHKテレビ放送開始30周年記念作品として制作された『おしん』は、山形の貧しい小作農の家に生まれたヒロインが、明治・大正・昭和の激動を不屈の精神で生き抜く全297回の長編ドラマです。少女期を小林綾子、青年期・中年期を田中裕子、老年期を乙羽信子が演じる見事な3世代リレー方式が採用されました。

世代区分担当キャストと当時の年齢担当放送話数・期間特徴と見どころ少女期小林綾子(当時10〜11歳)第1話〜第36話(約1.5ヶ月)極貧の奉公生活、母との別れ(最高視聴率54.1%を記録)青年期〜中年期田中裕子(当時27〜28歳)第37話〜第225話(約7.5ヶ月)髪結い修行、結婚、関東大震災、佐賀での嫁姑問題(最高62.9%)老年期乙羽信子(当時58〜59歳)第226話〜第297話(約3ヶ月)スーパー開業、一族の興亡、過去を振り返る彷徨の旅

田中裕子が担当した青年期は、放送全体の約4分の3に相当する最長パートでした。16歳の初々しい娘時代から、加賀屋での奉公、夫・竜三(並木史朗)との出会いと結婚、戦中・戦後の困窮、そして40代後半の貫禄漂う母親像まで、わずか20代後半の実年齢でありながら実に30年以上の歳月を一人で演じ分けるという、常識を超えた難役を完遂したのです。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest