戴帽式とは?廃止が相次ぐ真相と男子学生の対応・最新儀式の全貌
戴帽式とは?廃止が相次ぐ真相と男子学生の対応・最新儀式の全貌とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。
戴帽式をめぐっては、医療業界の外にいる一般の人々や志望者の間で、いくつかの大きな誤解が流通しています。ここでファクトチェックを行っておきましょう。
誤解1:「戴帽式を行わない学校の学生は実習に出られない」は誤り
ネット上のQ&Aサイトなどで時折見られる「戴帽式をやらない学校は認可されていないのか」「式を挙げないと実習資格が得られないのか」という懸念ですが、これは完全な誤解です。法的に実習参加の必須要件となっているのは、文部科学省や厚生労働省が定める指定単位の修得であり、セレモニーの有無は各学校の裁量に委ねられています。現に、東京大学や京都大学などの難関国立大看護学科では、設立当初から戴帽式を行っていないケースが大半です。
誤解2:「ナースキャップを被ったことがない看護師は技術が劣る」は逆
昭和世代の患者から「最近の看護師さんはキャップを被っていないから本物に見えない」といった声が聞かれることがありますが、衛生管理の観点からはキャップを廃止した現代の看護師の方がはるかに高度な感染予防知識を持っています。キャップを触った手で患者の処置を行うリスクを排除したことが、近年の院内感染率低減に大きく寄与しているのです。