指輪の号数測り方決定版!自宅の糸で失敗する理由とプロのサイズ選び
指輪の号数測り方決定版!自宅の糸で失敗する理由とプロのサイズ選びの基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。
自宅で測定する手段として、現在主に活用されているのは「リングゲージ」「スマホアプリ」「手持ちの既存リング」の3つです。それぞれのツールの実用性と限界を正しく知る必要があります。
最も信頼性が高いのは、国内標準規格であるMKS(明工舎)規格に準拠した「金属製リングゲージ」の導入です。ECモール等で500円から1,500円程度で購入でき、全国の宝飾店で使われている治具と全く同じ条件で測定できます。リングゲージを使用する際は、ただ指に通すだけでなく、手をグー・パーと開閉したり、手を振って抜け落ちないか、関節を通過する際の抵抗感を慎重に確かめることが可能です。
一方、近年ダウンロード数を伸ばしている「指輪サイズ測定スマホアプリ」には過信が禁物です。アプリの多くは、画面上に手持ちの指輪を置き、円の大きさをスライダーで合わせて内径を割り出す仕組みを採用しています。しかし、スマートフォンの画面ガラスの厚みによる視差、ディスプレイの解像度スケーリング設定のズレにより、0.5ミリ単位の狂いが生じやすい弱点があります。すでにある指輪の内径をざっくり確認する参考情報としては有用ですが、新規購入時の最終判断基準にするのは推奨されません。
もしどうしても自宅にある日用品で緊急測定したい場合は、糸ではなく「伸縮性のないマスキングテープ」または「樹脂製の結束バンド」を使用するのが現実的です。マスキングテープを指の関節と根本の双方に巻き付け、重なりに極細の油性ペンで一直線の目印を入れます。剥がしたテープを金属製の定規で1ミリ単位まで正確に計測し、前述のサイズ表と突き合わせることで、糸よりも遥かに高い再現性を確保できます。