興福寺五重塔の修理はいつまで?令和の大改修の現在と見どころ全解説

興福寺五重塔の修理はいつまで?令和の大改修の現在と見どころ全解説の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

詳細を見る

観光客が最も気にする「修理は一体いつまで続くのか」という疑問に対し、興福寺および奈良県教育委員会・文化庁の保存修理計画では、全体の工期完了を2031年(令和13年)3月頃と見込んでいます。足かけ約10年に及ぶ世紀の大プロジェクトです。

工事の流れを整理すると、2026年度(令和3年)から始まった事前調査と準備工事を経て、2026年秋より五重塔全体をすっぽり包み込む巨大な仮設覆屋「素屋根(すやね)」の建設が進められました。現在、現場では塔本体が素屋根の内部に完全に格納された状態となっており、外側から五重塔の優美な軒の重なりを肉眼で確認することはできません。

素屋根の内部では、専門の宮大工や文化財保存技術者によって、後述する屋根瓦の全面的な取り外し作業や、長年の風雨で傷んだ部材の詳細な調査・補修が慎重に進められています。重厚な足場と防音・防塵シートに囲まれた現場は、まさに文化財保存の最前線という厳粛な雰囲気に包まれています。

石川 優花

石川 優花

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest