ラッシングベルトの使い方完全ガイド!外れない・緩む原因とプロの固縛術

ラッシングベルトの使い方完全ガイド!外れない・緩む原因とプロの固縛術に関する最新の話題を分かりやすく解説いたします。

ラッシングベルトは構造が複雑に見えますが、荷締め機が装着されている短い側の「固定側ベルト」と、バックルがなく長い「調節側ベルト」の2つに分かれています。構造を把握すれば、トラックの荷締め機の使い方は驚くほどシンプルに理解できます。

確実に荷崩れを防ぐための荷崩れ防止の固縛手順は、以下の5つのステップで進行します。

ステップ1:固定側と調節側のフックを掛ける
まず、荷台の床面や壁面にあるラッシングレールやフック掛け部に、固定側の短いベルトを装着します。続いて荷物の上に調節側の長いベルトを渡し、対向側のレールにフックを確実に掛けます。このとき、ベルト全体にねじれがないかを必ず確認してください。ねじれたまま締め込むと強度が極端に低下し、走行破断の引き金になります。

ステップ2:スリットへの正しい通し方
ラチェットハンドルを開き、中心にある巻き取り軸のスリット(切れ込み)を操作しやすい向きに回転させます。調節側ベルトの先端を、軸の裏側(荷物側)からスリットに差し込み、手前側へと引き抜きます。ここがラッシングベルトの通し方における最初の急所です。

ステップ3:手動で限界までたるみを取り切る
ハンドルを動かす前に、スリットから引き出した調節側ベルトを手で力いっぱい引っ張り、荷物にピタリと密着させます。「手で引っ張れる遊び」を1ミリも残さない状態にすることが、後からベルトが緩まない最大の秘訣です。

ステップ4:ラチェット式で巻き締めるプロのコツ
たるみを取り切った状態で、初めてハンドルを前後に往復させて締め込みます。ラチェット式の巻き方のコツは、軸に対するベルトの巻き数を2巻きから3巻き半の範囲に収めることです。1巻き未満では張力が抜けた際にスリットから滑り抜けるリスクがあり、4巻きを超えると前述の噛み込み事故が発生します。巻き終わったら、ハンドルを完全に倒し込んでロック位置(カチッと音が鳴る平らな状態)に固定します。

ステップ5:余長ベルトの確実な処置
締め終わった後に余った数メートルの調節側ベルトを荷台に放置すると、走行風で煽られてタイヤに巻き込まれたり、後続車へ接触する重大事故を招きます。余ったベルトは小さく折り畳み、ベルトラップやゴムバンド、または確実な結び留めでラチェット本体や固定ベルト側に縛り付けます。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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