クモもダンゴムシも昆虫じゃない?足の数で即わかる驚きの真相
クモもダンゴムシも昆虫じゃない?足の数で即わかる驚きの真相について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をお届けします。
「昆虫じゃない虫」に対して、外見の不気味さや足の多さから「害虫だから徹底駆除すべき」という極端な言説がネット上で散見されますが、これは生態学的な観点から見ると大きな誤解を含んでいます。
- アシダカグモ・ハエトリグモは極めて優秀な「益虫」:家に現れるクモの多くは、病原菌を媒介するゴキブリやハエ、蚊を捕食してくれる天敵です。特にアシダカグモは衛生害虫を根絶やしにする能力が高く、人間に対して攻撃性や毒性はありません。
- ゲジ(ゲジゲジ)は見た目に反して無害かつ清潔:異様な足の長さから忌み嫌われがちなゲジですが、毒性は極めて微弱で人を噛むことはほぼありません。樹上や床下でシロアリやダニを捕食し、自らの体を念入りにグルーミングする非常に清潔な生物です。
- ダンゴムシは土壌の浄化者:ダンゴムシは落ち葉や枯れ草、動物の死骸を食べて分解し、植物が利用しやすい豊かな土(フン)に変える土壌生態系の重要チェンジャーです。
危険な毒を持つセアカゴケグモやトビズムカデなど適切な対処が必要な種も一部存在しますが、「昆虫じゃない虫=有害」という短絡的な認識は改める必要があります。