おぼんこぼんの関係が激変!確執の真相と和解の全記録
おぼんこぼんの関係が激変!確執の真相と和解の全記録の全貌を分かりやすくまとめてご紹介します。
10年もの間、挨拶すら交わさず憎み合っていながら、なぜ二人は「解散」の道を選ばなかったのでしょうか。その最大の理由は、1965年の高校時代(大阪福島商業高校)に出会って以来培ってきた、芸に対する絶対的な敬意とプライドにあります。
上京後の苦境を乗り越え、『お笑いスター誕生!!』で10週勝ち抜きチャンピオンに輝いた若き日の成功体験、トレードマークとなった赤いヘルメットやタップダンスを取り入れたリズミカルな音楽漫才は、二人でなければ決して成立しない唯一無二の芸でした。どんなに私生活で顔を合わせたくなくとも、出囃子が鳴って舞台の袖からセンターマイクへ飛び出す瞬間だけは、互いの声のピッチと呼吸が完璧に一致してしまうという「職人としての呪縛」が、二人の解散を許さなかったのです。
また、浅草東洋館の寄席文化を守り続ける漫才協会への責任感も大きな防波堤となりました。自分が抜ければ相方の居場所を奪い、何より劇場の灯を消すことにつながるという自覚が、どんなに感情が煮え滾っていても「コンビ解消」の最後の一線を踏みとどまらせていたのです。