熱性けいれんで救急車を呼ぶ基準と対処法|命を守る危険兆候の見分け方
熱性けいれんで救急車を呼ぶ基準と対処法|命を守る危険兆候の見分け方の全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。
「熱性けいれんで119番するのは非常識ではないか」「後でタクシーで行けばよかったと後悔するのではないか」と、熱性けいれん救急車ためらう理由に悩む保護者は少なくありません。育児コミュニティやSNS上でも、「初めての発作で救急車を呼んだら医師に軽症と言われ落ち込んだ」という声が散見されます。
しかし、小児救急医療の現場に立つ医師や救急隊員の見解は一致しています。「初発時や、発作時間が分からず意識の回復が確認できない段階であれば、ためらわずに救急車を呼んでほしい」というのが医療側の共通認識です。
特に初めての発作を目撃した保護者は、激しい動揺により時間の感覚を失いがちです。1分が10分以上にも感じられるため、正確な時間の把握が困難になります。現場の救急隊は、バイタルサインの測定や酸素投与、必要に応じた吸引処置を行う設備を備えており、搬送中の急変にも即応できます。「大げさかもしれない」という心理的ブレーキによって搬送が遅れ、けいれん重積に至る事態こそ最も避けるべきリスクです。