【独自】一億総中流はなぜ消滅?2026年最新データが暴く格差社会の真相

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時計の針を1960年代に戻してみよう。当時の首相・池田勇人が打ち出した「国民所得倍増計画」は、日本に未曾有の経済的跳躍をもたらした。農村から都市部へと労働力が移動し、製造業の爆発的な発展とともに大量のサラリーマン層が誕生した時代だ。努力が確実に昇給と昇進という形で報われ、三種の神器や新・三種の神器(3C)が瞬く間に一般家庭へと普及していった。

内閣府が継続して実施してきた「国民生活に関する世論調査」において、自身の生活水準を「中」と答える層が9割前後に達したのはこの頃である。格差が極めて小さく、誰もが同じようなライフステージを歩み、同じような消費行動をとる社会。それは世界でも類を見ない、極めて平等の度合いが高い資本主義の成功例として国内外から称賛された。だが、この圧倒的な成功体験こそが、のちに構造改革の遅れと社会の硬直化を招く強烈な麻酔薬となっていく。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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