フォートナイト伝説のオレンジジャスティス元ネタと訴訟の真相
フォートナイト伝説のオレンジジャスティス元ネタと訴訟の真相を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を分かりやすく展開します。
オレンジジャスティス誕生の原点は、2018年3月にEpic Gamesが開催した公式イベント「ブギーダウン コンテスト(BoogieDown Contest)」に遡ります。このコンテストは、ファンが自身で考案したオリジナルのダンス動画を投稿し、最優秀賞に選ばれたダンスがゲーム内エモートとして正式採用されるというファン参加型企画でした。
数万件に及ぶ応募作の中で、突如としてネット上の視線を一身に集めたのが、オレンジ色のTシャツを着た無名の少年「オレンジシャツキッド(Orange Shirt Kid)」の動画でした。彼が披露したのは、決して洗練されたプロのステップではなく、全力で手足を振り回すコミカルかつエネルギッシュなダンス。動画内で放った「It's also a great exercise move(運動にも最適だよ)」という素朴なコメントとともに、海外掲示板RedditやSNSで瞬く間に拡散されました。
ところが、2018年4月に発表された公式審査の結果、オレンジシャツキッドのダンスは入賞トップ23にすら選ばれませんでした。この選考結果に対し、コミュニティは即座に猛反発。「#JusticeForOrangeShirtKid(オレンジシャツキッドに正義を)」というハッシュタグを掲げたムーブメントが巻き起こり、実装を求める署名活動には数万人を超える賛同者が集まりました。
ファンの圧倒的な熱量を受け止めたEpic Gamesは、驚くべき神対応を見せます。2018年5月に開幕したフォートナイト シーズン4 バトルパスにおいて、ティア26のフリー(無料)枠報酬として彼のダンスを電撃実装。エモート名は運動の合言葉から「オレンジジャスティス(Orange Justice)」と名付けられ、説明文には少年が残した言葉そのままに「運動にも最適。」と刻まれました。コミュニティの声がゲーム開発を動かした歴史的瞬間でした。